第五回南区塾開催しました

3月 26th, 2012 | By | Category: 八剣山地域活性化プロジェクト

18日に第五回南区塾が開催されました。50名を超える方々に参加いただきました。演題は「さとやま八剣山の10年とワイナリー」で、八剣山地ワイン研究所の亀和田氏の講演でした。最初にワイナリーのワインの絞りかすで発酵させて作ったパンが配られ、パンを味わいながらの講演の始まりでした。前半は10年前に始まった「さとやま八剣山」の活動の原点とも言うべきことについて語って頂きました。

 八剣山周辺のジオ資源ということで地質のことや、動植物の分布相のこと、化石のこと、鉱石のことなど、この地域の豊富な資源について豊富なスライドを活用しての紹介でした。そして里山というのは人が山林を利用していくなかで自然の再生機能に人的な働きかけが加わって歴史的に成立した持続可能な環境システムであること。北海道では山を利用してきた歴史がないので里山はないが都市住民には里山的な機能が必要であり八剣山周辺にはそういう要素がたくさんあるということなども紹介されました。亀和田氏の人柄や考えの一端を聞かせてもらい、なぜ八剣山の麓でワイン作りなのかという意味がなんとなく垣間見えた気がしました。亀和田氏が本当に地域の環境と経済に配慮した事業を考えているのだなとも感じられました。

後半はワイン作りや、ワイナリーの苦労話が沢山紹介されました。市街化調整区域の中でこういう施設を作るのは街の中でビルを建てるより大変だと言われています。亀和田氏の苦労もさぞかし大きかったと思います。(余談ですが「市街化調整区域」って言いますけれど、調整なんて全く出来ないのが現実なので「市街化調整出来ない区域」と名称を変更してもらった方がすっきりしてわかりやすいと思いませんか?)これからも、苦労は続くことと思いますがこの事業の芽をつぶすことなく大きく伸ばして行くことが地域の将来を明るくしていくことに繋がるかと思うので、協力をして行かなくてはという思いを強くした講演会でした。

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